インターンシップ中の大切な取り組み

インターン生とディナーに行きました
Written by
Satomi Abe
Published on
September 26, 2024

これからの時代、企業にとって異文化理解は避けて通れない課題です。
海外から来日するインターンは、単なる職業体験にとどまらず、今後求められる多様性に富んだ働き方を社内に導入する重要な機会と見なすことができます。

先日、インターンと居酒屋でディナーをしました。
今回参加したインターンは、オランダ・アメリカ・フランスから来日しています。
彼らは現在、IT業界、EC業界、旅行業界、製造デザイン業界の企業でインターンシップを行っており、業界はさまざまです。

このディナーは、インターン同士の交流を深めるだけでなく、職場外でリラックスして話し合える場を提供し、日本でのインターンシップや生活で感じるカルチャーショックや孤立感に対処するためのフォローアップの場でもあります。

出入国在留管理庁が発表した「令和5年度の在留外国人に対する基礎調査(※1)」によると、在留外国人が家族等に相談する困りごととして最も多かったのは「仕事(労働条件・就労・転職など)」で、次いで「人間関係」や「税金」が続いていました。実際に日本で働き始めた外国人にとって、日本の働き方や人間関係に戸惑いを持つ方も多いです。

出典:出入国在留管理庁「令和5年度在留外国人に対する基礎調査結果概要資料」2024-03

中長期インターンシップの良いところは、仕事や人間関係の面で企業とインターンの双方が互いを確かめられることです。
そもそもマインドが全く合わなければ、採用後に長続きしない可能性が高まります。そうしたトライアル期間を通じて互いの期待や働き方の違いなどを理解できるため、ミスマッチのリスクを軽減することができます。また、インターンは実際の職場環境で経験を積みながら、自分のスキルや適性を評価できるため、将来のキャリア選択に役立てることに繋がります。

インターンシップは、企業とインターンの双方にとって相性を確認し、将来の雇用やキャリアパスを決定する上で重要なステップとなっています。
今後も企業とインターンの連携を強化し、効果的なサポートを提供してまいります。

【参考データ】
※1 出入国在留管理庁.”令和5年度 在留外国人に対する基礎調査”.2024-03.

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